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自動車の駆動系部品に用いる大型順送金型の納入事例を公開しました。全長2,400mm、24工程の順送型です。

課題

従来型では、8万ショット前後で刃先の欠けが発生していました。硬さを上げれば摩耗は減りますが、上げすぎると今度は欠けます。この案件は、その折り返し点をどこに置くかがすべてでした。

対応

母材をSKD11から粉末ハイスに変更し、焼戻し温度を見直しました。硬さはHRC62で据え置きつつ、粘りを確保する条件を探しています。

硬さは数字で出るが、粘りは出ない。だから条件出しは実際に打って確かめる。

試作型で3万ショットまで確認したうえで本型を製作し、量産では25万ショットを超えて安定稼働しています。